日本全国に分布する郷土料理の一つで、地方によりいくつかの呼び方があります。のっぺい、のっぺい汁、のっぺい鍋、のっぺい煮など。地域によって使用する材料やとろみの加減などが異なりますが、さといも、にんじん、こんにゃく、しいたけ、油揚げなどをだし汁で煮て、醤油、塩などで味をととのえ、かたくり粉でとろみをつけることは共通しています。昔の「のっぺい汁」は現在のように具だくさんで豪華でなく、残り物の野菜の皮やへたを炒めて味付けして煮込んだ質素な汁物だったようです。今日の給食は、肉みそそぼろ丼、牛乳、のっぺい汁、りんごです。